自由党の小沢一郎代表は28日夜、次期衆院選の公認候補として18区に元衆院議員の樋高剛氏(51)を擁立する考えを表明した。川崎市高津区で開いた県連大会で、報道陣の質問に答えた。
18区は、民進党が元職の三村和也氏(41)の公認を内定している。小沢代表は同党との候補者調整について「仮に(民進党と)一体でやるにしても、どっちが強いかによって決める。それは野田(佳彦同党幹事長)さんとも一致した」と述べた。樋高氏は大会後、「過去2回小選挙区で議席をいただいた。その民意を無駄にしてはいけない」と語った。