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給食牛乳異臭問題 メグミルク提供を順次再開へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年5月10日(土) 02:57

川崎、相模原、厚木市などの市立小中学校で出された雪印メグミルク製の給食用牛乳を飲むなどした児童・生徒が異味・異臭を訴えた問題で、同牛乳の給食への提供が12日以降、順次再開されることになった。同社は海老名工場からの出荷に併せて検査体制を強化するという。

県学校給食会(大和市)は4月24日の問題発生翌日から、原因調査と再発防止について関係機関、同社と協議を進めてきた。県と同社の調査では食中毒菌は検出されず、安全性が確認されたとして県は5月1日、出荷自粛を解除。これらを受けて同会は7日に各教委へ「安全性を確認」との連絡をした。

残された風味異常の原因について、同社は「集乳用小型タンクローリー車1台から豆臭が確認され、可能性が指摘されていた青草臭、飼料臭と相まって強調された」との最終的な調査結果を9日までにまとめた。

再発防止策として、特定したタンクローリー車の使用中止、同工場における官能検査員の増員や訓練の充実などを講じるという。

【神奈川新聞】

 
 

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