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南大野小でもアスベスト検出

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年5月2日(金) 09:39

中学校の渡り廊下の天井裏で確認されたアスベスト(石綿)の使用問題で、相模原市教育委員会は1日、市立南大野小学校(同市南区上鶴間)でも渡り廊下の天井裏から石綿成分が検出されたと発表した。空気中の濃度調査から、「飛散はなかった」としている。

市教委学校施設課によると、新たに石綿成分が確認されたのは南大野小のB棟校舎2階渡り廊下の天井裏にある鉄製屋根部分(約60平方メートル)。4月19、26日に吹き付け材の成分分析と石綿濃度調査を実施した。

除去工事は市の石綿対策方針に基づき、児童の活動に影響が少ない夏休み中を予定。除去までの間は、飛散がないかを定期的に確認し、通常通りに使用する。

市内校舎の石綿使用は、市立上鶴間中(同市南区)の渡り廊下の天井裏に吹き付け断熱材が使われていることが昨年5月の設計調査で判明。市教委はその事実に気付きながら、成分分析やその後の対応をせず、1年近く放置していたことが問題となった。

同校の事例を受け、学校施設課が同校と類似する渡り廊下や屋根の形状を持つ市内の5小中学校で調査を進めていた。残る4校については、石綿の成分は検出されなかったという。

【神奈川新聞】

 
 

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