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安倍首相辞意表明
「大変残念」「国民苦しめた」県内議員、評価と批判交錯

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年8月28日(金) 23:30

国会議事堂
国会議事堂

 安倍晋三首相の突然の辞意表明。県内選出の国会議員には驚きが広がる一方、長期政権に対する評価と批判が交錯した。

 午後4時前、臨時閣議のために官邸に入った田中和徳復興相(衆院10区)は記者団にマイクを向けられ、「ちょっと、ちょっと」と思わずのけぞった。閣議後は「総理がこれから会見をしますから」と言葉少なで、河野太郎防衛相(15区)は無言で官邸を後にした。

 7年8カ月にわたって政権を支えてきた菅義偉官房長官(2区)は、午後5時から始まった官邸での首相の会見に同席。ただ、マスク姿でその表情は読み取れなかった。

 小泉進次郎環境相(11区)は首相の会見後、記者団に「大変残念」と語った。自民党総裁選への自身の出馬については「総理は一人でできる仕事ではなく、仲間が必要。仲間が支えてくれなければ、スタート地点に立てない」と述べるにとどめ、後継総裁の選び方は「全党員に投票機会があるほうがいい。選ばれる過程を国民の皆さんに共有してもらうことが、政治の信頼回復になる」と訴えた。

 首相と初当選同期になる同党県連の小此木八郎会長(3区)は「ご苦労さまと言ってあげたいけれど、新型コロナウイルスで家族を失った人や災害に遭った人を思うとそんなことは言えない。行政の空白は許されず、コロナ対策に全力を尽くさないといけない」と言葉を絞り出した。

 公明党県本部の三浦信祐代表代行(参院神奈川選挙区)は「外交とアベノミクスは歴史に残る成果」と強調する一方、長期政権の弊害にも触れ「政治や政権に厳しい目が向けられていただけに緊張感を持って取り組む必要がある」と気を引き締めた。

 「前からつらそうだった。ご自身の決断なので、十分療養してほしい」とおもんぱかったのは、医師でもある立憲民主党県連の阿部知子代表(衆院12区)。ただ、新型コロナの対策のため、「速やかに臨時国会を開くべきだ」と強調した。

 国民民主党県連の後藤祐一代表代行(比例南関東)も「国政を停滞させないよう、臨時国会で大いに政策議論をさせてもらいたい」とコメント。「病気はやむを得ない」と理解を示した共産党の畑野君枝氏(比例南関東)だが、森友学園や桜を見る会の問題などに触れ「政治の私物化が国民を苦しめた7年8カ月だった」と指摘した。社民党の福島瑞穂党首(参院比例)は「心からお見舞い申し上げたい。総理は最後に森友問題などの説明責任を尽くすべきだ」と記者団に訴えた。

 日本維新の会県総支部の松沢成文代表(神奈川選挙区)は首相の会見を「志半ばでの悔しさがあったと思うが一番フランクでよかった」と評価。「長いわりには憲法改正や拉致問題など公約が実現できなかった。政治の方向性を決めるのは国民。一刻も早く解散総選挙をしてもらいたい」と求めた。

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