横浜市の林文子市長が3期目の任期満了(2021年8月29日)まで残り1年を前に、神奈川新聞社のインタビューに応じた。昨年8月に表明したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を巡り、説明会で市民から寄せられた反発は、想定以上だったと振り返った。
-IR誘致を表明して1年。改めて今の思いを。
「コロナ禍で東京都は財政調整基金が1兆円近くあることが分かり、横浜との(財政力の)差を実感した。経済活動をもっと強力に回さないといけないとの思いを深くしている。IRが経済活性化の有効なツールとの考えは変わっていない」