茅ケ崎市は17日、総額1329億3800万円(前年度当初比9・6%増)の2014年度当初予算案を発表した。一般会計は本庁舎建て替えの工事費と、松浪地区地域集会施設の整備費などで歳出が膨らんだ。服部信明市長は「安心・安全の確保を進めることと、少子高齢化の状況に合わせた事業を進めたい」と話した。
歳入の柱となる市税収入は、微減し約350億円。個人市民税や固定資産税などが減るが、景気回復などで法人市民税は約1億7300万の増加を見込む。財政調整基金は7億円取り崩した。
歳出では、職員の採用増加により人件費が約2億3540万円増加。本庁舎再整備を含む普通建設事業費は120・6%増の約64億3480万円となった。
新規事業として、私立幼稚園の長時間預かり保育実現への補助や、不育症治療費助成などを計上した。
一般会計 674億7000万円(10.0%増)
特別会計 654億6800万円( 9.2%増)
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総 額 1329億3800万円( 9.6%増)
※100万円未満切り捨て
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