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新型コロナ
避難所の感染対策学ぶ 海老名市職員、風水害備え研修会

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年8月17日(月) 13:00

ガウンの脱ぎ方を学ぶ市職員ら=海老名市中新田のえびなこどもセンター
ガウンの脱ぎ方を学ぶ市職員ら=海老名市中新田のえびなこどもセンター

 新型コロナウイルス禍が続く中で、風水害に伴う避難所を安全に運営するため、海老名市が職員を対象にした研修に力を注いでいる。今月中旬まで座学研修、図上検討、実地訓練の3段階の研修会を開き、今後本格化する台風シーズンに備える。

 座学研修は7月20、21の両日、えびなこどもセンター(同市中新田)などで実施。避難所を担当する職員を中心に122人が参加し、感染者と非感染者を区分するゾーニングを徹底することや、感染を防ぐガウンの着脱の仕方や食料の受け渡し方などを学んだ。

 市危機管理課によると、感染を防ぐガウンは着るときよりも、ウイルスを付着させずに脱ぐ際の方が難しい、とされる。参加者らは2人1組になって手袋をしたまま互いのガウンを脱がせ、手袋を消毒した上で廃棄する方法などを学んだ。

 感染者がいるレッドゾーン内の人に食料を渡す際には、食料を配る担当者が机などの上に食料を載せて離れ、ゾーン内の人に取りに来てもらう方法を実演を交えて体験した。

 参加者からは「脱いだガウンにアルコールを吹き掛けて干すことで再度利用できる方法など、実践的なノウハウが役立った」といった感想が聞かれた。

 
 

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