先の秦野市長選で3選を果たした古谷義幸市長の3期目の任期が31日、スタートした。古谷市長は「成果や取り組みが目に見えることが重要」と強調し、スピード感を持って施策を進める方針を示した。
午前8時半ごろ、市役所本庁舎に徒歩で初登庁した。玄関前で市職員や後援会幹部ら約200人に拍手で迎えられると、表情を緩ませた。「富士山がはっきり見えている。恵まれた自然を大切にしながら、まちづくりを進めたい」とあいさつした。
各部署の部課長を集めた会合では、表情を引き締め「今後は私にとって仕上げの4年間。本市の将来の発展にとっても極めて重要な時期」と説明。子育て支援や教育、福祉施策の充実、産業活性化といった課題を挙げながら「マニフェストの実現に全力を尽くしてほしい」と呼び掛けた。
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