任期満了に伴う秦野市長選は12日、告示される。これまでに、いずれも無所属で現職の古谷義幸(66)、新人で市議の高橋徹夫(65)=表明順=の2氏が立候補を表明している。19日に投開票される。
目立った争点はないものの、堅実な財政運営を自負する古谷氏に対し、高橋氏は積極的な財政出動を掲げる。前回は無投票だったため、8年ぶりの選挙戦が展開される。
3選を目指す古谷氏は、公共施設の再配置計画や財政健全化など2期8年の実績を強調。市議を7期務める高橋氏は、中学校給食の導入や小学校英語教育の充実などをアピールする。
ほかに市外在住の男性が出馬の動きをみせている。
昨年12月2日現在の有権者数は13万4032人(男6万7214人、女6万6818人)。前々回の投票率は40・99%だった。
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