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湘南各地で仕事納め、首長が1年総括/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年12月28日(土) 00:14

仕事納めの27日、湘南の自治体でも各首長が2013年を振り返った。10月に再選され2期目に入った鎌倉市の松尾崇市長は各部署を回り職員の1年の労をねぎらった。また、今月17日に、長年懸案となっていた市庁舎建て替え工事が始まった茅ケ崎市の服部信明市長は「それぞれの事業を着実に推進することができた」と語った。

鎌倉市では、松尾市長が出先の行政機関や本庁舎の各部署を回った。本庁舎では1階から4階まで小走りに移動し、各部署の今年の取り組みを評価しながら「ぜひ来年も変わらぬ姿勢で市民のために仕事をしていただけるよう、よろしくお願いいたします」などとあいさつした。

藤沢市では鈴木恒夫市長が庁内放送であいさつ。この1年を「厳しい財政状況が続く中、山積する課題に取り組んできた」と評価。過去最大規模の津波避難訓練を実施したことや、江の島が四季を通じた通年型の観光地として認知されるようになってきたことなどを振り返った。また、来年の施策として、藤沢のブランド力を高めるシティープロモーションの推進や、藤沢駅前地区の再整備・市庁舎建て替えをさらに進めることなども明らかにした。

茅ケ崎市では午後4時から仕事納め式を行い、職員を前に服部市長は、各事業について「職員の努力なしではなしえなかった」と感謝の言葉を述べた。1年を振り返る中で今夏に行われたサザンオールスターズの凱旋(がいせん)ライブに触れ、「多くの皆さまに負担をかけたが、無事に開催できた」と話した。

平塚市は今年、職員の不祥事や落合克宏市長が絡む不適切な土地購入問題などに揺れた。落合市長は庁内放送で「誠心誠意、職務に当たられてこられた皆さんに感謝を申し上げます」とあいさつした。また、来年5月に新庁舎建設の1期工事が完成することを挙げ、「防災拠点としての機能も強化された新庁舎で、よりきめ細かなサービスを市民の皆さまに提供できるよう情熱を注いで業務にあたっていただきたい」と呼び掛けた。

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