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副議長の信任動議を可決、解任勧告決議封じる/鎌倉

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年12月24日(火) 23:27

鎌倉市議会(定数26)は24日、本会議を開き、大石和久副議長の信任に関する動議を、賛成8、反対6の賛成多数で可決した。大石氏を除く10人は退席した。事前に動きのあった大石氏の副議長職を解く勧告決議の提案を、続投を求める市議らが封じた格好となった。

大石氏は9月、市内で乗用車を運転中に清掃車と衝突する人身事故を起こした。今月、鎌倉簡裁による罰金40万円の略式命令が出た。

事故の責任について一部市議らは9月議会から追及を続けている。24日の本会議に合わせ、6人の連名で「物損面の費用は概算200万円で清掃車も修理に約3カ月を費やした」などと指摘する解任の勧告決議を提案する準備を進めていた。

しかし、この動きを察知した別会派の市議らが、大石副議長の信任動議を提案。「現状肯定の内容の案件から先に審議する」(議会事務局)運営に基づき、8人の賛成多数で可決された。解任勧告は採決されなかった。

大石氏自身は、今月2日の市議会代表者会議で「引き続き職務を全うしたい」と続投に意欲を見せていた。

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