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江田新党「結いの党」 名称決定、18日設立総会

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年12月17日(火) 23:21

みんなの党に離党届を出した江田憲司衆院議員(8区)らが結成する新党の名称が17日、「結(ゆ)いの党」に決まった。新党に参加する衆参国会議員15人による決選投票の結果、11対4で「民権党」を上回った。江田氏が同日、記者団に明らかにした。18日に都内で設立総会を開いて船出する。

「結いの党」を提案した江田氏は「政界再編を目指して国民本位の政治勢力を結集するという結党の原点を正確に表している」と述べた。

一方、みんなの党の浅尾慶一郎幹事長(4区)は17日の会見で、江田氏らが「みんなの党」会派からの離脱届を衆参両院事務局に出したことに関し、「(衆参の会派代表である)私や水野賢一参院国対委員長に何ら要請せずに、外部に向かってパフォーマンスをした」と批判。比例代表選出の13人に議員辞職を求める党方針についても「(今回ともに離党届を出した)江田幹事長、小野次郎倫理委員長のときに離党者が出た際も、全く同じ対応をしている」と正当性を訴えた。

みんなの党の会派離脱問題をめぐっては、自民党の脇雅史参院幹事長が同日の会見で、「ルール以前の問題で、嫌だと言う人間を入れて会派だと強弁する方がおかしい」と、江田氏らを擁護した。江田氏は「ありがたい。結党したら、私からすぐに衆参の議院運営委員会のしかるべき立場の人に(会派離脱を)お願いしたい」と語った。

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