横浜市鶴見区のJR生見尾(うみお)踏切で今年8月、つえを突いた男性(88)が電車にはねられ死亡した事故で、市は地元代表者との安全対策検討会を来年1月21日に開き、新設するバリアフリー型跨線橋(こせんきょう)のルートを提案する。
市道路局によると、第1回の検討会は11月下旬に開かれ、踏切周辺の連合町内会や商店会の代表者から「踏切を残した上で、新たな跨線橋をつくってほしい」などの意見が出たという。
1月の検討会で概略のルートを示し、2月下旬に一般住民が自由参加できる説明会を開く予定。3月下旬には検討図を提案したいとしている。
同踏切は、横須賀、京浜東北、東海道のJR3線が並走。全長が41・5メートルに及ぶ。近くに跨線橋はあるが、バリアフリー化がされていない。
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