横浜市は19日、後輩の20代の女性職員にキスを迫るなどのセクハラ行為をしたとして、総務局法制課の男性担当課長(52)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
人事組織課によると、担当課長は4月8日、以前同じ職場だった女性職員に、自分の携帯電話の番号とメールアドレスを記したメールを職場アドレスに送信した。また後日、市内のホテルの喫茶ラウンジで会った際に女性職員の手を握り、帰りのエレベーター内で女性職員が拒否したのに、顔を近づけキスしようとしたという。
同課によると、担当課長は「久しぶりに会って話をしよう」などとメールを送り、女性職員は話だけならと思い、出向いたという。
その後も4月中に2度のメールを女性職員の職場アドレスに送信。返信がなかったため、6月に女性職員の職場に直接訪問。女性職員がハラスメント相談員に相談していた。
また、市は同日、飲酒して乗ったタクシーの防犯板を壊し、器物損壊容疑で逮捕(後に不起訴処分)となった都筑土木事務所の男性技術職員(58)を停職12カ月の懲戒処分にした。技術職員は同日付で退職願いを提出、受理された。
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