5選を阻まれた島村俊介氏(67)は8日夜、松田町松田惣領の選挙事務所近くで報道陣の取材に応じ、「不徳の致すところ。手応えはあったけれど、多選が影響したのか」と、敗戦の弁を語った。
小田急線新松田駅北口周辺の整備を重要施策に掲げ、「道筋を付けて次の世代に譲り渡したい」と訴えていた島村氏。志半ばでの降板となり、「心残りはある」と肩を落とした。
それでも、町長を務めた4期16年の実績について「町民サービスを県内トップクラスにまで充実させることができたので、悔いはない。支援してくださった人に感謝したい」と胸を張った。
【】