林市長が再選後初登庁「切れ目のない子育て支援を」/横浜
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年8月30日(金) 23:39
横浜市長選で再選を果たした林文子市長(67)が30日、市役所に登庁し「新たな負託を受け、再び市政の重責を担わせていただく。緊張感でいっぱいです。しっかりと2期目に取り組みたい」と抱負を語った。
午前9時、オレンジ色のスーツ姿で登庁した林市長は花束を受け取り、祝福に訪れた市職員や市民ら約800人に「約束した政策を確実にやり遂げる。将来の輝く横浜にしていきたい」とあいさつ。市会議長や副議長、各会派へのあいさつ回りでは「課題が山積している」「是々非々の議論をお願いしたい」などと述べ、協力を求めた。
市幹部職員に対しては、「今、横浜は日本中だけでなく海外からも注目されている」とした上で「『お役所仕事』と言われないようにスピード感を持って仕事し、既成概念は捨てる。そして、部下を育ててほしい。残念ながら過去4年間、部下を成長させるという強い意欲に欠けていたと私は感じた」と訓示した。
就任会見では、2期目の政策について「待機児童解消は一つの通過点。切れ目のない子育て支援とともに切れ目のない高齢者ケアもシステム化しなければならない。全力で取り組む」と力を込めた。
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