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「これからが怖い」 県内の米国人留学生 トランプ氏当選で

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年11月10日(木) 02:00

開票速報を一喜一憂しながら見つめる学生たち =9日午後1時30分、横浜市西区
開票速報を一喜一憂しながら見つめる学生たち =9日午後1時30分、横浜市西区

 「差別を認める人をトップに選んだことで、排他的な空気が広がっていかないか…」。米大統領選で移民排斥や女性蔑視の姿勢で物議を醸したトランプ氏が勝利したことに、県内で日本語を学ぶ留学生からも戸惑いの声が上がった。

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の「アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター」では、米国籍の大学院生がテーブルを囲み、ネット中継で激戦の行方を見守った。

 日本人女性と交際しているというケーシー・マーティンさん(36)は「彼女と結婚しても、アメリカで暮らせなくなるのでは」と懸念。横浜市西区のケレン・トンプキンズさん(25)も、イスラム教徒の入国制限や外国人労働者排斥を主張していることに、「世界の国と協力していけるとは思えない」と不安視した。

 「これからが怖い」と話すのは、夫が中国人のアレクサンドラ・ヤンさん(26)=同市港北区。女性やマイノリティーへの差別的発言に、「アメリカは差別OKの国とみられてしまう」。同市神奈川区のカーティス・ハンロンさん(29)も「アメリカに差別が残っている現状を選挙結果で知ることができた」と表情を曇らせた。

 
 

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