
横浜市長の諮問機関・市港湾審議会の会合が10日、同市中区で開かれ、コンテナ船の大型化に対応するなどの横浜港港湾計画の一部変更案が了承された。
同区の本牧ふ頭沖で計画中の新本牧ふ頭では、外貿コンテナ岸壁を当初計画の800メートルから千メートルに延伸し、全長400メートル級の大型コンテナ船2隻が同時着岸できるように変更する。埠頭(ふとう)用地も89ヘクタールから103ヘクタールに拡充することも盛り込んだ。
市港湾局は「世界の3大海運アライアンスに(横浜港の)南本牧、本牧、そして新本牧の3ふ頭で対応する」と誘致に意欲を見せた。