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終活ノート作製、秦野市が無料配布 人生見つめ直す契機に

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年12月5日(水) 11:05

秦野市が作製したエンディングノート「わたしの歩んできた道」=同市役所
秦野市が作製したエンディングノート「わたしの歩んできた道」=同市役所

 秦野市は、いずれ訪れる「死」に備え、必要事項などをつづって家族などに託すエンディングノート「わたしの歩んできた道」を作製した。3日から無料配布が始まった。

 ノートには、「終活」に向けて記入者の基本情報、思い出、現在の様子、葬儀の場所や規模、遺言書などについて記す項目だけではなく、もの忘れ・認知症の相談医一覧や、高齢者の介護・健康についての相談窓口の情報も盛り込んだ。

 家系図を記入するページや、残されるペットの引取先の希望、家族や友人へのメッセージを記す欄も設けた。市高齢介護課によると、10月31日現在の市内の高齢化率は29%で、毎年増加している。同課の担当者は「周りの人に自分の人生を伝えるだけでなく、これからの人生を見つめ直すきっかけにしてほしい」と話している。

 ノートはA4判、全18ページ。6500部を発行し、同課、市内の地域高齢者支援センター、居宅介護支援事業所などで、65歳以上の市民を対象に配布する。

 問い合わせは、同課電話0463(82)7394。

 
 
 

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