
三浦市内でお試し居住する「トライアルステイ」が装いを新たに本年度の募集を始めた。通年で1泊から参加できるようにするなど、より利用しやすい内容にリニューアル。地域と多様に関わる「関係人口」の創出を目指す。
同ステイは2015~19年度までに116世帯が参加し、4世帯の移住、2世帯の2拠点居住に結び付いた。市の事業としては一区切りし、2年前から運営を委託されていた不動産業「シー・エフ・ネッツ」(本店・鎌倉市)が事業を引き継いだ。今後、市は募集周知などで協力する。
同社や市によると、これまでは2週間~1カ月単位で期間を区切ってきたが、定員に達したり、応募期間が過ぎたりし、参加できない希望者も生じた。そのため本年度は応募・参加期間を区切らず、希望に合わせて1泊単位から何度でも滞在できるようにした。