川崎市は、2018年10月1日現在の市年齢別人口冊子をまとめた。年少(0~14歳)、生産年齢(15~64歳)、老年(65歳以上)のいずれの年齢層でも前年と比べ人口が増加。75歳以上の人口割合は10%で、初めて2桁に達した。
同日現在の市人口は151万6483人で、昨年同月と比べ1万2793人増えた。全人口に対する年齢層別の割合を見ると、年少人口が12・5%、生産年齢人口が67・3%で、それぞれ全国平均を0・3ポイント、7・6ポイント上回った。全国との比較で、働き盛りの割合が川崎市で高いことが分かる。
一方、老年人口は全国平均を7・9ポイントも下回って20・2%だった。75歳以上の割合で比べても全国より4・2ポイント低かった。
区別でみると、年少人口が前年より増加したのは幸、中原、麻生の3区。年少人口の割合が最も高かったのは宮前区の13・6%で、麻生区の13・2%と続いた。逆に最も低かったのは多摩区の10・6%だった。また、生産年齢人口の割合が最も高かったのは中原区で71・7%。老年人口の割合は麻生区が最も高く、23・4%だった。