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平塚市博物館 年明け再開 モルタル落下、新たに3施設修繕へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年10月20日(土) 02:00

天井のモルタル片が落下した職員専用階段=平塚市博物館
天井のモルタル片が落下した職員専用階段=平塚市博物館

 平塚市は19日、天井のモルタルが落下し休館が続いている市博物館の再開時期が来年1月ごろになると明らかにした。また市内の公共施設で安全点検を実施したところ、3施設のモルタルの天井などに修繕の必要性があることも公表した。

 同館では8月、職員用階段の天井からモルタル片が剥がれて落下。その後の点検で展示スペースでもモルタルが剥がれる可能性が判明し、同月から休館している。今月末に修繕と補強工事を始めるが、同館の担当者は「天井が高く足場も作らないといけないため、工期が延びる可能性もある」と説明している。

 一方、市は8月から公共施設410カ所でモルタルの壁や天井について建築技師による安全点検を実施。モルタルが広範囲に剥がれかけたり、ひび割れた施設はなかったものの、市福祉会館(同市追分)と市青少年会館(同市浅間町)、市中央図書館(同)の3施設で劣化したモルタルが下地から浮いている状態が確認された。

 市は今後、3施設の危険箇所の修繕工事に当たる予定。いずれの施設も「モルタルが落下する緊急性は低い」(市担当者)ことから休館や立ち入り禁止などの措置は取らない。

 
 

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