他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. バスジャック“犯人”を制圧 五輪前に県警ら合同でテロ訓練

バスジャック“犯人”を制圧 五輪前に県警ら合同でテロ訓練

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年10月18日(木) 02:00

車内で倒れた乗客役を搬送する消防隊員=秦野市平沢のカルチャーパーク駐車場
車内で倒れた乗客役を搬送する消防隊員=秦野市平沢のカルチャーパーク駐車場

 2020年の東京五輪・パラリンピック開催を前に、秦野市消防本部は17日、同市平沢のカルチャーパーク駐車場でテロ対策合同訓練を実施した。県警、秦野赤十字病院、同市役所、神奈川中央交通西(平塚市)と連携し、106人が参加した。

 五輪選手の練習場所と仮定した秦野市戸川の県立山岳スポーツセンター方面へ向かう路線バスが、何者かに乗っ取られたという想定で行われた。秦野署員がバスを駐車場に誘導、“犯人”を制圧したが、車内のペットボトルから有毒ガスが発生。防護服を着た消防隊員が、車内で倒れた乗客2人を搬送した。続いてNBC(核・生物・化学)テロに対応する県警の専門部隊がボトルを回収した。

 訓練後、高橋昌和市長が「関係機関と連携を密に取ることは、災害発生時の迅速な応援態勢につながる。困難な事案でも、危機管理態勢が揺るがないよう全力で取り組む」と話していた。

 
 

東京五輪に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング