横浜市は31日、リオデジャネイロ・パラリンピックの競泳種目で入賞を果たした市職員の林田泰河さん(27)に市優良職員表彰を行った。
林田さんはパラリンピック初出場。男子100メートル平泳ぎ(知的障害)予選で自己ベストを更新する1分10秒70をマーク、決勝で7位に入った。普段は神奈川区高齢・障害支援課で介護保険のデータ入力などの業務に当たっている。
市総務局によると、市優良職員表彰は業務やスポーツで顕著な成績を収めた職員らが対象。林田さんは最多の4回目の表彰という。
表彰状を手渡した渡辺巧教副市長は「同じ市役所で働く仲間として誇りに思う」とたたえた。勤務後に週6日練習しているという林田さんは「(パラリンピックでは)過去の海外遠征で最もいい状態で取り組めた。4月に職場が変わって大変だったが軌道に乗ってきた」と話した。