
藤沢市は10日、老朽化する南市民図書館(同市鵠沼東)を、リニューアルオープン予定の小田急百貨店藤沢店(同市南藤沢)に2019年7月から暫定的に移設すると明らかにした。
市は、図書館とともに、同様に老朽化する市民会館を再整備する考えで、市民会館は建て替え、または大規模改修のどちらかで対応する方針だが、現時点でまだ決定していない。
そこで図書館と、藤沢駅北口の商業施設内にあり、高額な賃借料が課題の市民ギャラリー(同市藤沢)を、同年3月にリニューアルオープンを予定する同店に暫定的に移すことにした。
市は同年4~6月を移設の準備期間とし、同年7月から図書館とギャラリーの運用を始める予定。賃借料については現在、小田急百貨店と交渉中という。
同日開かれた市議会9月定例会の子ども文教常任委員会で報告した。