伊勢原市は5日、電柱広告に観光や防災情報を掲載する協定を東電タウンプランニング神奈川総支社(横浜市中区)と締結した。広告の下部に3割のスペースを設け、神社など観光名所のPRを中心に、広域避難場所の位置などを表示する。市は費用を負担せず、観光と防災の情報を発信できる。
広告は高さ150センチ、幅33センチ。広告主は通常1万2千円の制作費が8千円、広告料も月額2200円から同2千円に割り引かれる。12月までは特別割引期間として、制作費が4千円となる。
高山松太郎市長は「伊勢原のイメージアップと国際観光地に向けた取り組みを進めていきたい」、吉田收総支社長は「観光や防災の情報などを掲出し、地域の役に立てると思う」と期待を込めた。