
逗子市議会は15日までに、2020年度の政務活動費を5割削減することを決めた。新型コロナウイルス対策に充てるため、17人の市議が年24万円を受け取っている政務活動費のうち、12万円を市に返納する。丸山治章議長は「コロナ禍で、市民が大変な状況にあるため」と話した。
また、市は同日、感染拡大で打撃を受けている地域経済対策などに対応するため、新型コロナウイルス感染症対策の基金を設置した。市は財政調整基金を取り崩し、基金積立金として3億7265万円を20年度一般会計補正予算に計上。市民からの寄付も募るという。