葉山町は30日、新型コロナウイルス感染拡大で収入が減少し生活が困窮する恐れがあるひとり親世帯への支援策として、1世帯当たり2万円の給付金を支給すると発表した。児童扶養手当を受給している約120世帯が対象。四半期ごとの支給を検討している。また、中小企業支援として、売り上げが減少した市内中小事業者に10万円の支援金を支給。国基準では、売り上げが前年比5割以上減少した事業者だが、広く支援するため同2割以上に条件を緩和した。山梨崇仁町長は「経済と暮らしの支援を細くても長くしていく」と話した。
町は総額34億1740万円の2020年度一般会計補正予算案など計4議案を5月1日開会の町議会臨時会に提案する。