河野・小泉氏は「日本に大事な政治家」 菅長官、「ポスト安倍」リーダー予言
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年7月25日(水) 09:59
「自民党にとっても、日本にとっても、極めて大事な政治家だと思う」。菅義偉官房長官(衆院2区)は24日の講演で、河野太郎外相(同15区)と小泉進次郎党筆頭副幹事長(同11区)の名を挙げ、「ポスト安倍」を見据えた総裁候補の手腕に期待を寄せた。かねて2人の実績や将来性を高く評価しており、改めて次世代のリーダーになると“予言”した格好だ。
総裁選に絡む質問に答えた菅氏は、「自然体で臨んでいく」と説明。自らを総裁に推す声が高まった場合の対応については「まったく考えていない。仕事をして国を動かしていくことに非常に喜びを感じている」と述べた。
菅氏は23日夜のBSフジ番組でも、河野氏と小泉氏に言及した。高い英語力で積極外交を重ねる河野氏について「1年に1回名刺交換するのでは、本当の外交はできない」と長期在任の可能性を示唆。小泉氏については「末恐ろしいくらい、しっかりしてる」とし、批判を含めさまざまな経験を積むことが重要と説いた。党内で菅氏を幹事長に登用すべきとの声があるとの質問に対しては「私、人事にはまったく興味がないです」とかわした。