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知事「今は神奈川に来ないで」 沿岸市町は強硬措置要望

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年4月22日(水) 13:10

相模湾沿岸への来訪阻止を黒岩知事(右)に要望する(左から)山梨崇仁葉山町長、桐ケ谷覚逗子市長、松尾崇鎌倉市長、鈴木恒夫藤沢市長=県庁
相模湾沿岸への来訪阻止を黒岩知事(右)に要望する(左から)山梨崇仁葉山町長、桐ケ谷覚逗子市長、松尾崇鎌倉市長、鈴木恒夫藤沢市長=県庁

 新型コロナウイルスの感染防止で外出自粛が要請される中、湘南海岸などに大勢が訪れている問題で、黒岩祐治知事は22日、「その外出は命よりも大事なものですか」と訴える緊急メッセージを発表した。県はゴールデンウイークを前に、海岸に立ち入らないよう求める看板を設置し、主要な国道や県道の表示板で「今は神奈川に来ないで」と呼び掛ける。

 知事は同日の定例会見で「普段なら『どんどん来て』とお願いするところだが今は逆。神奈川には、湘南の海には来ないでほしい」と強調。その上で「ドライブやレジャーの外出は、感染によって命が脅かされることよりも重要なことなのか、冷静に判断してほしい」と語った。

 この日は、鎌倉、藤沢、逗子市と葉山町の4首長が知事に要望書を提出。相模湾沿岸の他の7市町とともに、海岸エリアの封鎖や主要国県道の通行止めといった強い措置を求めた。

 松尾崇鎌倉市長は、19日午後に市内の海岸近くで調査した結果、約3割が県外ナンバーの車だったとし、「その後も増えた印象がある」と指摘。「行動を止める具体的な手だてを打たないと、市民の命、健康を守ることはできない」と訴えた。山梨崇仁葉山町長も「自粛疲れも理解できるが、なんとか我慢をお願いしたい」と語った。

 ただ、各首長が求めた通行止めなどの措置を県は打ち出さなかった。知事は「今の特措法の下では知事にそこまでの権限がない。できる範囲で要望に応えた」と理由を説明した。

「夏より人が多い」
地元自治体、対応に苦慮

 本来は歓迎すべき観光客らの来訪をどう抑えるか、湘南エリアの自治体は対応に苦慮している。

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