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キエーロ普及へ小型化 「スリム」と「ミニ」新発売

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年5月28日(月) 10:57

従来のサイズ(右)より、一回り小さくなった「ベランダ・ミニ」=葉山町役場
従来のサイズ(右)より、一回り小さくなった「ベランダ・ミニ」=葉山町役場

 葉山町は、自然の力で生ごみを分解させる「キエーロ」をさらに普及させるため、小型化した2種類の処理容器を新たに発売している。従来よりスペースを取ることなく、庭やベランダに設置することができる。

 町が4月から販売しているのは、庭用の「キエーロ・スリム」(高さ44センチ、幅100センチ、奥行き44センチ)と、ベランダ用の「ベランダ・ミニ」(高さ79センチ、幅69センチ、奥行き40・5センチ)。スリムは従来のサイズの2分の1程度、ミニは3分の2程度にそれぞれ小型化した。

 町環境課によると、町民から「使いたいが、処理機のサイズが大きく、自宅の庭やベランダに置くことができない」との声が寄せられ、より多くの人に利用してもらうため、容器を小さくした。

 ふたが付いた箱に土を入れるだけのキエーロは、土中の微生物によって生ごみを分解させるもので、葉山町をはじめ、多くの自治体で助成制度を設けている。

 価格はスリム、ミニとも土付きで2500円、本体のみは千円(葉山町民向け)。問い合わせは、同課電話046(876)1111。

 
 

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