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子育て支える市営住宅 平塚市が改修、低廉家賃で入居者募集

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年5月18日(金) 13:33

子育て世帯向けに改修された市営住宅「田村宮の前」=平塚市田村
子育て世帯向けに改修された市営住宅「田村宮の前」=平塚市田村

 平塚市は2018年度、市営住宅の一部を子育て世帯向けに改装し、入居者を募る事業をスタートした。対象は、月収が一定額以下で住宅確保に困窮している世帯。こうした家庭を支えるとともに、高齢化が進む市営住宅の活性化と入居率の改善を図る狙いがある。市の担当者は「若いうちにここで蓄えて、戸建てに移るようなストーリーがつくれたら」と期待を寄せる。

 建築住宅課によると、公営住宅の子育て世帯を想定した改修事業は、県などでも進められている。市は昨年度に事業の開始に向けて、5棟ある市営住宅「田村宮の前」(同市田村、鉄筋コンクリート5階建て)の空室4室を、1室当たり約800万円かけてリフォームした。

 2LDKの室内を全室洋間とし、段差を解消。通常は入居者が用意する風呂釜や給湯設備を最初から備え付けた。玄関にベビーカーを置けるスペースを確保、洋間に収納棚を設けるなど使い勝手にも配慮した。

 入居資格は、(1)申込時に未就学児と同居(2)市内に1年以上在住(3)世帯の収入月額が21万4000円以下-など。

 入居が認められた際に扶養している最年少の未就学児が中学校を卒業するまで入居可能だが、条件を満たせば高校卒業まで期間を延長できる。家賃は1万7900~3万5200円の範囲で、世帯収入から算定するという。

 子どもの養育に負担が大きい世帯を支援する目的があるが、市が市営住宅で子育て世帯向けに環境を整える事情は他にもある。

 今回の改修された「田村宮の前」は1981年以降に建てられ、入居者の高齢化が進んでいる。大型商業施設が近くにある一方でJR平塚駅の徒歩圏からは外れ、入居率はおよそ95%。清掃など敷地管理の一部を入居者が担ってもおり、市営住宅がある地域の活性化を促す狙いもあるという。

 市営住宅約1300室のうち、19年度も現段階で2室の改修を予定。市はさらなる規模拡大を目指す、としている。

 19、20日には内覧会を開催する。問い合わせは、同課電話0463(21)8784。

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