希望の党の松沢成文氏(参院神奈川選挙区)ら5人は27日、国会内で会合を開き、「分党」に伴う新党の代表に松沢氏が就任することで合意した。名称は「希望の党」を引き継ぐ。
松沢氏は会合後の神奈川新聞社の取材に「希望の党の結党の精神を守り、保守改革路線を継承する。第三の道として日本の政治を改革する」と強調。昨秋の結党メンバーの1人として「どんどん理念や政策が変わっていった。数合わせのために理念を変えては国民に信頼されない」と指摘し、「来年の統一地方選や参院選で仲間が増えるように頑張りたい」と語った。
一方、「大きな政局の中では野党再編もある。自分たちの目指す政治が実現できそうな場合はダイナミックに動きたい」とも述べた。
役員人事は5月7日の次回会合で決定し、正式な結党は大型連休明けを目指す。