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新庁舎「白紙」も消えぬ不信 村田町政正念場へ 二宮町

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年3月4日(水) 05:00

二宮町議会予算審議本格化


当初の計画案で新庁舎建設地とされたラディアン裏の駐車場(2019年2月撮影)
当初の計画案で新庁舎建設地とされたラディアン裏の駐車場(2019年2月撮影)

 二宮町の村田邦子町長が基本計画案の「白紙」を表明した新庁舎建設計画を巡り、関連経費を計上した2020年度一般会計予算案の審議が本格化する。町議会で議案否決が相次ぐ村田町政にとって、今回の提案は“三度目の正直”。町民との対話重視を掲げる姿勢に評価の声がある一方、小さな町に亀裂も生み始めている。「白紙とは言葉だけ。計画を進めることは変わらない」。不信感が高まる中で国による財政支援の期限が迫り、迷走する町は新たな正念場を迎える。

未来占う64万円

 「白紙という言葉を使えば町民が納得すると思ったのか」

 
 

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