
藤沢市は28日、藤沢駅前北口周辺を対象とした広場条例の素案を公表した。道路から広場へ、道路法の規制がかかる駅前のペデストリアンデッキ(歩道橋)と歩行者専用道の位置付けを変更。交流、にぎわいの拠点として「藤沢・湘南の玄関口」の活性化につなげる。県内初の試みで、来年4月の施行を目指す。市議会常任委員会で報告した。
道路として位置付けられるデッキと歩行者専用道の利用は、公益行事などに限定されている。同条例制定によって、まちのにぎわいづくりや交流を目的としたイベント、展示会、マルシェなど幅広い活用が可能になる。