県議会第3回定例会は14日、本会議を開き、2020年東京五輪セーリング競技江の島開催の関連事業費などを盛り込んだ2016年度一般会計補正予算案や、水源環境保全税の適用期間を5年延長する県税条例改正案など計25件を可決・同意した。
五輪関連事業費は、競技会場となる湘南港の船舶の一部移動のため、葉山港の船舶保管地を立体化する改修工事設計費と、江の島大橋の拡幅工事費など計6105万円を計上した。
条例案は、県立高校改革実施計画に基づき、2017年度から学科改編する4校の校名を変更する県立高校設置条例改正案などを可決した。
人事案は、監査委員に会計検査院第1局長の村上英嗣氏を新任し、教育委員会委員に高橋勝氏と河野真理子氏を、収用委員会委員に佐藤昌樹氏と原田一明氏をいずれも再任する案に同意した。
意見書案では「給付型奨学金創設と無利子奨学金拡充を求める意見書」案など3件を可決した。