
立憲民主党の中谷一馬氏(衆院比例南関東)が30日の衆院本会議で代表質問に立ち、母子家庭で育った自身の経験から、生活困窮者自立支援法改正案に関連して貧困対策の充実を訴えた。
中谷氏は小学生の時に両親が離婚、懸命に働き続けた母親が体を壊した後は生活保護を受けて育った。同氏はこうした経験を紹介した上で、ひとり親世帯の相対的貧困率が50%に達することを説明。「本人の努力が足りないのではなく、社会的な構造に欠陥がある。政府提出法案には市民生活に対する想像力と、社会的弱者に対する共感力が足りない」と指摘した。
安倍晋三首相は答弁で、