
自民党川崎市連は11日、同市高津区で役員会を開き、山際大志郎衆院議員(神奈川18区)を会長に再任する人事を了承した。任期は来年12月末まで。
山際氏は再任後、財務省の文書書き換えなど森友学園問題を念頭に「私たちの至らぬところだが、小さなほころびが大問題に発展する状況にある。安倍晋三総理総裁を先頭に気を引き締めて前に進まなければならない」と強調。「私の持てる力を全てささげ、川崎から日本が少しでも良くなるよう皆さんと努力したい」とあいさつした。
会長一任となる役員人事では幹事長に大島明市議(高津区)を留任させる方針を表明。他の役員は市連が新春の集いを開く今月19日までに固め、来春の統一地方選に向けて選対委員会で早急に候補者選考に入っていく考えも示した。