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倒木、車両接触… 街路樹 適正管理へ 並木づくりなど市が計画案

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2018年2月15日(木) 10:39

武蔵小杉駅前の市道をふさぐ倒木=2013年5月、川崎市中原区小杉町(市提供)
武蔵小杉駅前の市道をふさぐ倒木=2013年5月、川崎市中原区小杉町(市提供)

 川崎市は老木化や大径化が進んできた街路樹を適正に管理するため、「市街路樹管理計画案」(2018年度から10年間)を策定した。倒木や舗装を持ち上げる根上がりが一部で発生していることから、計画的に街路樹の再生や撤去、樹形管理などを進めていく。

 同市は1972年から、高度成長期の大気汚染対策として「緑化大作戦」をスタートし、植栽する街路樹の拡大に取り組んできた。

 現在約4万1千本ある街路樹の一部では、老木化や大径化に伴う倒木▽舗装や縁石を持ち上げる根上がりによる歩行者の通行障害▽幹枝のはみ出しによる車両との接触、信号機などへの影響-などが発生。2013年5月には武蔵小杉駅前の市道で高さ約15メートルのケヤキが倒れて道路をふさぐ事故も起き、街路樹管理の再構築が求められていた。

 計画には、取り組みの柱として(1)安全な歩行空間の確保(2)川崎のシンボルとなる並木づくり(3)街路樹管理情報の活用による適正な維持管理-の三つを挙げた。これまで地元要望などを受けて対応してきた方法を計画的な管理に改める。

 安全な歩行空間の確保では、根上がりが連続する場所や歩道幅員が十分に確保されていない場所を選定し、地域住民との合意形成を経た上で改善、更新、撤去を決定する。また、シンボルとなる並木は各区で1カ所程度選び、樹形、樹高、枝葉の密度を整えて統一美の発揮を目指す。

 適正な維持管理では、腐朽菌に侵されやすく、根が浅いケヤキ、ユリ、サクラを中心に健全性の診断を最低3年に1度の頻度で行い、情報を「街路樹台帳」に蓄積し活用する。また並木に寄付者のプレートを掲げる街路樹パートナー制度など新たな財源確保の仕組みづくりも検討していく。

 市みどりの保全整備課は「街路樹には防災や景観など多様な機能があり、計画的な管理を通じ、その効用がさらに発揮されるよう取り組みたい」としている。

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