
若者の視点で市民と市政を橋渡ししようと、関東学院大法学部(横浜市金沢区)で地域創生を学ぶ学生が12日、藤沢市議会に政策を提言した。同市議会が昨年11月に実施した、市民との意見交換会「カフェトークふじさわ」の運営に携わった牧瀬稔准教授のゼミ生が、参加者の意見をまちづくりや教育など分野ごとに整理。市民、行政と大学の協働など、地域連携による課題解決策を提起した。
カフェトークは市議会議会基本条例に基づく議会報告と公聴会を兼ねた取り組みで、牧瀬准教授の監修の下、従来の議会報告会の形式を刷新し2015年度にスタート。これまでに5回開催している。
牧瀬ゼミの学生は、初回から運営に参加。市民意見を踏まえ、今回初めて市議会に対し政策提言を行うことになった。