横浜市が主催する、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に関する市民説明会の、12月の日程が終了した。4日の中区を皮切りに6区で開催。林文子市長が自ら必要性を説いて回ったが、参加者からは表明までの経緯への不満やIRの増収効果に対する疑問、収益の柱のカジノへの懸念が噴出。「市民をばかにしている」といった厳しい意見も飛び出し、市民との溝は深まる一方だ。
市は参加者に質問書を提出させ、司会者が抽出し、市長ら幹部が答える形式を取っている。
6区のうち、特に荒れたのは19日の金沢区と21日の鶴見区だった。