野党が共同提出した2法案は、ともに県内選出で立憲民主党の篠原豪氏(衆院比例南関東)と、希望の党の後藤祐一氏(同)がそれぞれ筆頭提出者となった。
公文書管理法改正案の作成を担った篠原氏は「行政が『文書がない』と開き直ることは許されない。1年未満で捨てられないようになる」と意義を強調した。
情報公開法改正案を手掛けた後藤氏は「公文書管理法と相まって、国民の知る権利が保障される。正しい権利のあり方について与党と競い合いたい」と述べた。
野党が法案を共同提出するのは衆院選後初めて。後藤氏が「方向性が一致する政策では一緒に行動する」と今後の共闘に意欲を示したのに対し、立憲民主党の青柳陽一郎氏(衆院6区)は「一緒に提出した意義は大きいが、政策と政局は分けて考えている」と語った。