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黒岩知事「未病」発信、戦略的取り組み 神奈川県議会

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年12月5日(火) 02:00

神奈川県庁
神奈川県庁

 神奈川県議会第3回定例会は4日、本会議を開き、公明党の谷口和史(大和市)、県政会の相原高広(川崎市麻生区)、共産党の大山奈々子(横浜市港北区)の3氏が代表質問に立った。

 県が普及に努めている「未病」概念について、黒岩祐治知事は「超高齢社会を乗り越える世界のキーワードになる」と強調。動画などの媒体活用や、未病センターの設置といった施策を通じて発信してきた経緯に触れ、「今後もきめ細かく戦略的な広報に取り組む」と述べた。

 また、大山氏に質問された桐谷次郎教育長が趣旨を確認する場面も。本会議ではこれまで、知事が答弁の流れの中で議員に「逆質問」するケースはあったが、2008年制定の県議会基本条例に規定された、議長の許可を受けた上で行う反問権の行使は初めて。教育長は議長に「質問で確認したいことがありますが、取り計らいをお願いします」と許可を求めた。

 
 

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