1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 若者の政治意識探る 神大で18歳選挙権シンポジウム

高校生ら250人参加、小泉進次郎氏も講演
若者の政治意識探る 神大で18歳選挙権シンポジウム

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年10月2日(日) 02:00

18歳選挙権をテーマに課題や今後の可能性などを探ったシンポジウム=横浜市神奈川区の神奈川大
18歳選挙権をテーマに課題や今後の可能性などを探ったシンポジウム=横浜市神奈川区の神奈川大

 18歳以上に引き下げられた選挙権年齢を巡り、若者の政治意識や今後の可能性を探るシンポジウムが1日、横浜市神奈川区の神奈川大学で開かれた。高校生や大学生、教職員ら約250人が参加。主権者教育のあり方などについて活発に意見を交わした。同大学と神奈川新聞社の共催。

 シンポは2部構成。討論会に先立ち、同大学法学部准教授の大川千寿さんが横浜、川崎市立高校の生徒を対象とした意識調査と学内での参院選投票行動調査の結果を報告した。

 これを踏まえ、政治や選挙に関する高校生向けの副教材作成に携わった県立湘南台高教諭の黒崎洋介さんが「教師が学びの場をつくり、生徒自ら深く掘り下げていく授業を実践している」などと、教育現場での取り組みを詳しく紹介。

 川崎市選挙管理アドバイザーの小島勇人さんは、長年選挙実務に携わってきた経験から「不在者投票の改善など投票環境の向上と、主権者教育は車の両輪と言える。18歳選挙権は始まったばかり。これからの取り組みが重要だ」と話した。

 討論にも加わった大川さんは「若者の投票習慣をどう付けていくか、大学の役割は極めて重要」と述べ、同大学2年の飯塚千明さんは、初めて1票を投じた感想を交え「言葉では選挙についてなかなか実感できない。体験できるような授業になれば」と話した。

 また、第1部では自民党農林部会長の小泉進次郎氏が「18歳選挙権が選挙を変えた」と題し、基調講演を行った。


18歳選挙権導入の意義について語る小泉氏=1日午後、神奈川大学
18歳選挙権導入の意義について語る小泉氏=1日午後、神奈川大学

小泉進次郎氏「政治と若者の縁開いた」


 自民党の小泉進次郎氏(衆院11区)は1日、神奈川大学で開かれたシンポジウムの講演で、選挙権年齢の18歳以上への引き下げ後初となった今夏の参院選での全国遊説を振り返り、「今まで見ていた選挙の景色と一変した。政治と若者との縁を開いてくれた」と述べた。

 小泉氏は参院選の18日間に22道県98カ所で遊説した。各地の街頭で「間違いなく若者が増えた。端っこではなく、一番前や聴衆のど真ん中で聞いている」と語り、「18歳未満の中高生も驚くほど多かった。学校での主権者教育の影響も大きかったと思う」と分析した。

 また選挙権年齢引き下げが決まって以降、自身の地元である横須賀市や三浦市での演説会では、小さな子どもや家族連れでの参加を積極的に呼び掛けていることも紹介。「子どもたちには演説会の内容が分からなくても、政治家の集まりに連れて行かれたという記憶が、その後の政治への関心の入り口になるかもしれない」と意図を説明した。

 若者が政治への関心を持つために「大事なのは、直接、政治家の声を聞く機会をつくること」とし、「日本の将来を考えてくれる若者を増やしたい。政治、民間、あらゆる世代が力を発揮して、日本の未来をつくっていこう」と呼び掛けた。

小泉進次郎(政治家)に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング