大磯町議会は17日、町が内容を一部修正して提出した2019年度一般会計補正予算案の「新案」を賛成多数で可決した。町の原案と議員提出の修正案をともに否決した問題は、焦点の中学校給食問題を残した形で決着の見通しとなった。
新案は現在の一般会計予算に約1億3千万円を増額。総額で約117億4千万円とし、賛成13、反対1で可決した。
町議会が3日に否決した原案には、17年から休止状態が続く町立中学校2校の給食再開に向けた関連予算が盛り込まれていが、新案では削除。同額を財政調整基金に積み立てる内容に変更した。