日本維新の会の松沢成文氏(参院神奈川選挙区)は4日の参院地方創生・消費者問題特別委員会で、電子たばこの健康影響を指摘し、販売や個人輸入について規制する必要性を訴えた。
松沢氏は、米国で電子たばこが未成年の間で流行し、健康被害が懸念されるとしてトランプ政権が販売を規制する方針を打ち出したことを紹介。「米国では社会問題になっている。厚生労働省は健康に与える影響をどう考えているか」と対応をただした。
厚労省幹部は「健康影響は現時点で明らかになっていない」と説明。一方で、米国では全ての電子たばこの使用を控えることが推奨されているとし、同省もホームページで注意喚起していると答弁した。