県警は20日、台風19号で運転免許証をなくした被災者が再交付申請をした場合、手数料を全額減免すると発表した。台風の襲来時に災害救助法の適用を受けた全国の市町村にいた人が対象で、県内では川崎、相模原、箱根など19市町村が該当する。
県警運転免許課によると、第一種運転免許と第二種運転免許の再交付手数料3500円のほか、仮運転免許の再交付手数料1150円が全額免除される。既に再交付を受けた被災者には県警が個別に連絡し、還付措置を講じる。
減免措置の希望者は来年3月31日までに、必要書類を県警運転免許センター(横浜市旭区)に提出して申請する。各警察署での申請はできない。
減免措置の詳細は県と県警のホームページなどで確認できる。