1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 風に惑う(2)「小池劇場」への期待、くすぶる選別の懸念

かながわ衆院選2017
風に惑う(2)「小池劇場」への期待、くすぶる選別の懸念

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年10月25日(水) 15:17

希望の党を設立し小池百合子代表(中央)らと気勢を上げる笠浩史氏(左から2人目)と後藤祐一氏(同4人目)=9月27日、東京都内のホテル
希望の党を設立し小池百合子代表(中央)らと気勢を上げる笠浩史氏(左から2人目)と後藤祐一氏(同4人目)=9月27日、東京都内のホテル

 「必ずこの衆院選で政権を取る。取りますよ皆さん! 小池総理か、安倍総理か選ぶ選挙になるんです」

 衆院解散翌日の9月29日夜、厚木市で開かれた決起集会。すでに民進党から離脱し、希望の党の結党メンバーに連なった後藤祐一は興奮を抑え切れなかった。

 4日前、東京都知事の小池百合子が希望の結党と自身の代表就任を宣言。選挙区の駅頭で緑色の旗を立てると、通り過ぎた人がビラを受け取るため戻ってくるほどの好反応を見せた。後藤は「(反自民の)受け皿をつくるつもりだったが、見立てが甘かったかも」。松沢成文(参院神奈川選挙区)も「まずは健全な第三極(をつくろう)と思っていたが、より大きな器をつくる」。政権選択選挙のうねりが巻き起こせると息巻いた。

 全国を席巻するであろう小池旋風。神奈川はいち早く民進を飛び出した後藤、笠浩史(9区)に続き、3人の離党が相次いだ“震源地”の一つだった。解散前日に代表の前原誠司が希望への合流方針を固めると、先行組に焦りを感じていた民進候補予定者も浮足立った。ついに党そのものが希望に急接近したのだ。

 5区で出馬予定だった水戸将史は「捨て身の大英断だ」と歓迎。別の現職は「自分は勝てる可能性がある候補だから、希望がみすみす1議席を捨てることはしないだろう」と公認に自信をみなぎらせた。突如現れた助け舟に、候補予定者の多くが歓喜し、戸惑いや疑問の声はかき消された。

 解散直後に開かれた民進両院議員総会。前原の合流提案は満場の拍手で採択され、「小池劇場」へのボルテージは最高潮に達していた。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

衆院選に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング