1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. IR・一問一答(5)無所属・太田氏

IR考
IR・一問一答(5)無所属・太田氏

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年9月7日(土) 11:58

太田 正孝氏(無所属)

 市民の多くは反対していることは、いろいろな人が言った。市民に合意を取って、ある程度話をして、市議にも話をして、なぜあの記者会見を開かなかったのか。今から市民に会合を開いて理解をしてもらうと言うが、順序が逆ではないか。どうしてか、市長に聞きたい。

 市長がカジノをやるのを決めて実現すれば、市長が鬼籍に入っても、カジノが市民を不幸にし続ける。お金は入るかもしれないが、金が入ればいいという問題ではない。金より幸せ。その幸せが不幸に転じるのは分かっている。なぜカジノがないリゾート開発を考え、検討しなかったのか。検討しても駄目だったのか。

 それから、1200億円というお金が横浜市に入ると言った。ただその1200億円の算定根拠は、何人がカジノに入って、カジノでどのぐらいの金をすって、それで1200億円が入るのか。その試算をしたのだから、どのぐらいの人が溺れて、カジノ依存症になるのか、その患者はどのぐらいになるのか、そういうことを当然試算しているだろう。このことをはっきりとおっしゃってほしい。

なぜ市民に合意を取ってから、記者会見を開かなかったのか。

 (市長)IRの実施を決めた理由は、IRについては平成26年度から検討・調査のための予算を計上し、検討を進めてきた。本年度、IR整備法施行令など踏まえて事業者から再度提供された情報の精査を進め、これまでにない経済的・社会的効果を確認した。一方、懸念事項であるギャンブル依存症対策についても、IR整備法や国の基本計画により対策を進める環境が整っている。今後、年度内にカジノ管理委員会や基本方針が示されるという国の動向や、大阪、和歌山、長崎などIRの誘致を決め、調査を進めている他都市の状況を踏まえて、横浜の将来のためにIRを実現する必要があると総合的に判断し、総合的に詳細な調査検討を進めるとした。

市長が鬼籍に入っても、カジノが市民を不幸にする。

 (市長)私が鬼籍に入ってから、私が死んでから、その時にまだ不幸を続けるのかとの質問ですが、私としては決して市民のみなさんを不幸にする考えはない。むしろ、持続的に皆さまが安全で安心に、そして幸せに暮らしていただくという考え方で、今回、誘致の方針になった。

なぜカジノがないリゾート開発を考え、検討しなかったのか。

 (市長)それから、カジノ抜きにIRを検討する考えはないのかということだが、IR整備法は、カジノの収益で国際会議場や展示場などの観光に寄与する諸設備を整備、運営する仕組みになっている。世界や日本の事例を見ても、このような国際競争力の高い大規模なMICE施設については、非常にお金がかかるということで、私も海外のMICE施設に行って、いろんな責任者と話したが、非常に単独では難しい。国や市だとかが、かなりお金を出して運営している。市の財政負担がない、民設民営でIRをやる、そういう意味ではカジノ抜きという、全体の3%と規定されるが、それなしではこれだけ大規模なIRは運営的に難しいと考える。国でもそう考えていると思う。

税収1200億円の算定根拠は。

 (市長)それから、税収効果の内訳だが、記者会見の時に示したIRの経済効果、区域内の消費額、地方自治体の増収の内訳は、昨年の調査に協力いただいた事業者から政令を踏まえて再度、ご協力受けたのがベース。これらは、事業者へのヒアリングなどを行って根拠に基づいて算出されたものと確認したが、まだまだきちんと精査されていない。それから、事業者は「公表しないで」という前提で情報提供いただいている。これ以上はご案内できない。今後、補正予算を活用して詳細な調査を進めることでさらに根拠を示す。

 (太田)答弁漏れだ!

 (市長)失礼しました。答弁漏れです。今回の入場者の調査、これは各事業者が事業を想定するにあたって、事業の提案をしてきたと思う。これは競合相手の方もいるので、営業上のことだと思うが、公表できないということ。

 (太田)冒頭に申し上げた「順序が逆じゃないか」についても答えていない。今、話を聞いてびっくりしちゃった。この間、多くて1200億円の収入があるって自分ではっきり言っていたのに。私は分からないって。じゃあ、なんで業者が言ったって言わないんだよ! そうでしょ。市民の皆さんに「市は貧乏だから、1200億円入ってくる」って大きな声で言ったじゃないか。あんたが言ったんじゃないか! そういうことをごちゃごちゃインチキ言うな。カジノの依存症の患者数がどのぐらい出るのか聞いたじゃないか。さっき、市大病院と対応するとか言ったじゃないか! どれだけそういう患者が出るかって聞いているんだよ。重要な問題なんだよ。あなたが死んでも、カジノが続けば、カジノ依存症は増える。本人はもとより、家庭はめちゃくちゃになるんだよ。そういう家族のことを市会議員の皆さん、知らないんじゃないんですか。市長も。だから人ごとのようにしゃべっている。横浜市がどうなるかって分からないで話している。1200億円、「私が言っているんじゃない」と。あんた、めちゃくちゃだよ、言っていることが。選挙の時にね、他の政党推薦をもらおうと思って、「市民のご意見を」って言って。こういうことをね、ちゃんと思い出してお答えを。恥ずかしいよ!

 (市長)太田議員のご質問にお答えします。事業者へのヒアリングで、その根拠に基づいて、ヒアリング等で行った。ですから、根拠に基づいて算出したのは確認した。ちょっと先ほどの説明が、申し訳ありません。事業者から公表しないことを前提として情報を…。800億から1200億円って、これは事業者へのヒアリング通して…。(途中、太田氏の声で遮られる)

 (太田…あんたが言ったんだよ! ヒアリングじゃないよ! いいかげんなこと言うな! 市民が病気になるか、ならないか、かかっているんだよ! 何も知らないでしゃべっている!)

 (市長)知らないことはないです。

 (議長)市長、簡潔にご答弁を。

 (市長)分かりました。これは、何て申し上げましょう。事業者さんからのご提案受けた時の資料を基に申し上げました。

8人の質問と、市長の答弁の詳報 ⇒ IR誘致、一問一答 横浜市会で論戦

カジノ・リゾート施設(IR)に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング