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中高生が描くまちの将来 厚木市ワークショップ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年8月14日(水) 12:01

ワークショップで厚木市の将来について話し合う中高生ら =同市役所
ワークショップで厚木市の将来について話し合う中高生ら =同市役所

 将来のまちづくりに若者の発想を生かそうと厚木市は8日、中高生を集めたワークショップを開いた。2021年度に始まる市の次期総合計画の策定に向けた取り組みの一環で、10代に絞った開催は初の試み。生徒らは思い思いに提言を書き出し、地元の将来に思いを巡らせた。

 ワークショップでは、中学生10人と高校生12人の計22人が5班に分かれ、「(総合計画の最終年度にあたる)2032年の理想的なまちの姿」「市長になったらやってみたいこと」の2題について議論。課題などを洗い出し、模造紙に提言を書き出した。

 「本厚木駅前の繁華街をアンティーク風な景観にして、観光スポット化を図る」「無料送迎バスを走らせ、交通渋滞のない街を目指す」「本厚木駅だけでなく愛甲石田駅周辺もにぎやかにする」-。生徒らは次々とアイデアを披露した。

 観光振興の分野にも目を向け、訪日外国人客や外国籍住民のサービス充実のため、「通訳機能のある人工知能(AI)を貸し出せるようにする」といった発案も。相模川などが流れる市の名産のアユについても、「他県のアユとの食べ比べのコンテストを開き、厚木の良さを広く発信する」といった意見が出た。

 「東京の新大久保などのように他国の文化にもっと親しめる地域をつくる」「(授業で皆が使うので)電子辞書を配布してほしい」という声も出た。

 参加した中学2年の生徒(14)は「市の未来を考えることはなかったので、いい機会になった。自然が多く、都心にも近い厚木がもっと発展していけばいい」と期待。高校2年の生徒(17)は「厚木の街が好きなので、いろんな人の意見が聞けてよかった。街の中にいろんな人の居場所を増やしてほしい」などと語った。

 市は現在、行政運営の最上位の指針で、2021~32年度を計画期間とする第10次総合計画の策定に向けた作業を進めている。市民協働による策定にさらに取り組もうと、さまざまな世代や属性でワークショップを開催する方針。7月末に16~86歳と幅広い年代を集めて初開催しており、今回は10代の若者に絞った形の第2弾だった。今後は福祉や産業など各分野の市民、子育て世帯なども対象にそれぞれ開催していく。

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